| 業種 | ロケット打上 |
| 関連領域 | 宇宙安全保障、小型衛星 |
| 本社所在地 | Long Beach、アメリカ |
| 設立 | 2017年 |
| ステージ | Defunct |
| 証券コード | VORB(NASDAQ) |
| 累計調達額 | 463百万ドル |
| CEO | Dan Hart |
事業概要
航空機を用いた空中発射方式(Air-launch to orbit)を核とする。改造したボーイング747-400(愛称:Cosmic Girl)の左翼下に、2段式液体燃料ロケット「LauncherOne」を搭載。高度約35,000フィート(約10,000メートル)でロケットを切り離し、点火して軌道に投入する。地上発射型ロケットと比較して、天候の影響を受けにくく、既存の滑走路を利用できるため、任意の場所から任意の傾斜角への打ち上げが可能となる柔軟性を最大の特徴とする。最大積載量は高度500kmの太陽同期軌道(SSO)へ300kg、低軌道(LEO)へ500kgを目標としていた。
競争優位性
空中発射方式による「地理的柔軟性」と「即応性」が最大の優位性であった。垂直打ち上げ型ロケットが大規模な射場設備と特定の天候条件を必要とするのに対し、同社は標準的な滑走路があれば世界中どこからでも打ち上げが可能と主張。これにより、顧客の要望に応じた特定の軌道投入を迅速に行える点を強調した。また、ボーイング747という実績のある機体を転用することで、開発コストの抑制と信頼性の確保を図った。米国国防総省(DoD)などの政府機関から、有事の際の迅速な衛星再構築能力として高く評価されていた。
創業者・経営陣
Richard Branson
創業者学歴なし(16歳で退学)
バージン・グループ(Virgin Group)の創設者。1970年にレコード通信販売から事業を開始し、航空、鉄道、通信、金融など多岐にわたる分野で「Virgin」ブランドを展開。2004年に宇宙旅行会社バージン・ギャラクティック(Virgin Galactic)を設立。2017年に同社の小型衛星打ち上げ部門を分社化し、バージン・オービットを設立した。連続起業家として知られ、宇宙産業における民間参入の先駆者の一人である。
取締役・アドバイザー
| 氏名 | 所属 | 専門 |
|---|---|---|
| Dan Hart | Virgin Orbit | 航空宇宙エンジニアリング、経営管理 |
| George Mattson | NextGen Acquisition Corp. II | 投資銀行、M&A |
主要プロダクト
| 名称 | 状態 | 概要 |
|---|---|---|
| LauncherOne | Retired | 空中発射型の2段式液体燃料ロケット。燃料にはRP-1と液体酸素を使用。 |
| Cosmic Girl | Retired | ロケット射出プラットフォームとして改造されたボーイング747-400型機。 |
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Deep Space 編集部