| 業種 | ロケット打上 |
| 関連領域 | 推進系 |
| 本社所在地 | Neuenstadt am Kocher、ドイツ |
| 設立 | 2018年 |
| 従業員数 | 65名 |
| ステージ | Series A |
| 累計調達額 | 22百万ドル |
| CEO | Christian Schmierer / Mario Kobald |
事業概要
パラフィン(ワックス)と液体酸素を推進剤とするハイブリッドロケットエンジンを中核技術とする。従来の固体燃料や液体燃料ロケットと比較し、爆発リスクが極めて低く、製造・輸送コストを大幅に抑制できる点が特徴。DLR(ドイツ航空宇宙センター)の研究成果を基盤としており、小型衛星を低軌道へ投入する3段式ロケット「SL1」の開発を進めている。この技術は、環境負荷が低く、即応性の高い打上サービスを可能にする。
競争優位性
独自のハイブリッド推進システムにより、従来の液体燃料ロケットに比べ複雑な配管やターボポンプを簡素化し、製造コストを約40%削減することを目指している。パラフィン燃料は常温で固体であり、非爆発性であるため、打上場でのハンドリングが容易で、安全規制に伴うコストも抑制可能。また、ESAの「Boost!」プログラムに採択されており、欧州政府からの強力なバックアップと技術検証の機会を確保している。2024年5月のSR75打上成功により、ハイブリッド推進の飛行実績(フライトヘリテージ)を競合に先んじて獲得した。
創業者・経営陣
Christian Schmierer
Co-CEO / 共同創業者シュトゥットガルト大学 航空宇宙工学修士
ドイツ航空宇宙センター(DLR)の宇宙推進研究所で研究員として勤務。ハイブリッド推進システムの開発に従事し、DLRからのスピンオフとしてHyImpulseを設立。パラフィン燃料を用いた推進技術の商用化を主導する。
Mario Kobald
Co-CEO / 共同創業者シュトゥットガルト大学 博士(工学)
DLR宇宙推進研究所にてハイブリッドロケットエンジンの研究開発を指揮。複数の研究プロジェクトでプロジェクトマネージャーを歴任し、技術の社会実装を目指して起業。推進工学の専門家として技術戦略を統括する。
取締役・アドバイザー
| 氏名 | 所属 | 専門 |
|---|---|---|
| Rudolf-Diesel-Industriepark | 主要株主 | 産業投資・製造支援 |
主要プロダクト
| 名称 | 状態 | 概要 |
|---|---|---|
| SR75 | Operational | 単段式の観測ロケット。最大高度約200kmまで到達可能。2024年5月に初の打上試験に成功。 |
| SL1 | Dev | 最大500kgのペイロードを低軌道(LEO)に投入可能な3段式小型ロケット。2025年末の初号機打上を計画。 |
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Deep Space 編集部