スタートアップ図鑑

Interstellar Technologies Inc.

インターステラテクノロジズ株式会社

ロケット打上Series D日本
www.istellartech.com
業種ロケット打上
関連領域推進系、宇宙安全保障
本社所在地北海道広尾郡大樹町、日本
設立2013年
従業員数170名
ステージSeries D
累計調達額113百万ドル
CEO稲川 貴大

事業概要

低価格かつ高頻度な宇宙輸送サービスの実現を目指し、ロケットの垂直統合型開発を行う。観測ロケット「MOMO」で国内民間企業として初めて高度100kmの宇宙空間に到達した実績を持つ。現在は、超小型人工衛星を軌道投入するための2段式ロケット「ZERO」を開発中。独自開発のエンジン「COSMOS」は、燃料に液化バイオメタン(LBM)、酸化剤に液体酸素を使用する。ピントル型インジェクタを採用し、部品点数の削減と燃焼安定性を両立。北海道大樹町を拠点とし、射場(北海道スペースポート)と開発拠点が近接する地理的優位性を活かした高速な開発サイクルが特徴である。

競争優位性

垂直統合型開発による圧倒的な低コスト構造が最大の強みである。既存の航空宇宙産業のサプライチェーンに依存せず、自動車部品や汎用産業品の活用、自社内での設計・製造・試験の完結により、打上げ費用を既存ロケットの数分の一に抑えることを目標としている。また、燃料に北海道産の牛糞由来バイオメタンを使用することで、環境負荷の低減と地産地消のサプライチェーンを構築。射場である北海道スペースポート(HOSPO)との密接な連携により、年間複数回の高頻度打上げが可能な体制を整えている。文部科学省のSBIRフェーズ3に採択され、最大140億円の交付が決定しており、国家プロジェクトとしての裏付けも有する。

創業者・経営陣

堀江 貴文

創業者・取締役

東京大学文学部(中退)

1972年生まれ。東京大学在学中に有限会社オン・ザ・エッヂ(後の株式会社ライブドア)を設立。2004年にプロ野球球団買収、2005年にニッポン放送買収を試みるなど注目を集める。2005年に宇宙開発を志し、SF作家らと共に「なつのロケット団」を結成。2013年にインターステラテクノロジズ株式会社を設立し、民間主導の宇宙開発を主導。SNSメディア運営や宇宙産業への投資、発信活動を継続している。

稲川 貴大

代表取締役社長

東京工業大学大学院理工学研究科機械宇宙専攻修士課程修了

1987年生まれ。東京工業大学大学院にて機械宇宙専攻を修了。学生時代は鳥人間コンテストに出場し、人力飛行機の設計・製作に従事。2013年のインターステラテクノロジズ設立と同時に入社。2014年に代表取締役社長に就任。観測ロケット「MOMO」の宇宙到達成功や、超小型人工衛星打上げロケット「ZERO」の開発を指揮。技術開発と経営の両面を統括する。

取締役・アドバイザー

氏名所属専門
堀江 貴文インターステラテクノロジズ経営戦略・広報
各務 茂夫東京大学大学院工学系研究科 教授アントレプレナーシップ

主要プロダクト

名称状態概要
MOMOOperational高度100kmに到達可能な観測ロケット(サブオービタル)。3号機、7号機で宇宙到達成功。
ZERODev低軌道に最大800kgの投入能力を持つ超小型人工衛星打上げロケット。
DECAPlanned2030年代の運用を目指す大型ロケット。ZEROの技術を応用。

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Deep Space 編集部