スタートアップ図鑑

Beijing Interstellar Glory Space Technology Ltd. (iSpace)

北京星際栄耀空間科技(星际荣耀)

ロケット打上Series D+中国
www.ispace.com.cn
業種ロケット打上
関連領域推進系、再使用型ロケット
本社所在地北京、中国
設立2016年
ステージSeries D+
累計調達額320百万ドル
CEO彭小波 (Peng Xiaobo)

事業概要

中国民間企業として初めて衛星の軌道投入(Orbit)に成功した技術力を有する。固体燃料ロケット「双曲線1号(Hyperbola-1)」の運用実績に加え、現在は液体メタン・液体酸素エンジン「焦点1号(JD-1)」を用いた再使用型ロケットの開発に注力している。2023年には再使用型試験機「双曲線2号Y(SQX-2Y)」による垂直離着陸(VTVL)試験に成功。低コスト・高頻度の打ち上げサービス提供を目指し、大型再使用型ロケット「双曲線3号(Hyperbola-3)」の開発を進めている。

競争優位性

2019年に中国民間企業として初めて軌道投入に成功した先駆者としての実績がある。技術面では、固体ロケットから液体メタンロケットへの移行を迅速に進めており、自社開発のJD-1エンジンは30回以上の再始動と推力調整機能を備える。2023年11月および12月に実施されたSQX-2YのVTVL試験では、着陸精度1.1メートル以内を達成し、再使用技術の実証において国内他社をリードしている。また、北京市政府系ファンドからの大規模な資金調達により、安定した開発インフラを確保している点が強みである。

創業者・経営陣

彭小波 (Peng Xiaobo)

創業者・董事長

北京航空航天大学(学士・修士)

中国運載火箭技術研究院(CALT)にて長征11号(Long March 11)の総指揮を務めた経歴を持つ。固体ロケットおよび液体ロケットの設計・開発において20年以上の経験を有する。2016年に星际荣耀を設立し、中国民間企業として初の衛星軌道投入成功を導いた。中国の宇宙開発における官民連携と商業化の先駆者として知られる。

取締役・アドバイザー

氏名所属専門
蔡大慶 (Cai Daqing)Sherpa Healthcare Partners投資戦略・財務

主要プロダクト

名称状態概要
双曲線1号 (Hyperbola-1 / SQX-1)Operational4段式固体燃料ロケット。2019年7月に民間企業初の軌道投入に成功。ペイロード容量はLEO 300kg。
双曲線2号 (Hyperbola-2 / SQX-2)Dev再使用型液体燃料ロケット。2023年にVTVL試験機による高度343mの飛行・着陸に成功。
焦点1号 (JD-1)Operational推力15トン級の液体メタン・液体酸素エンジン。再使用を前提とした設計。

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Deep Space 編集部