| 業種 | ロケット打上 |
| 関連領域 | 推進系 |
| 本社所在地 | Sejong、韓国 |
| 設立 | 2017年 |
| 従業員数 | 108名 |
| ステージ | Public |
| 証券コード | 462350(KOSDAQ) |
| 累計調達額 | 55百万ドル |
| CEO | Soo-jong Kim |
事業概要
パラフィンベースの固体燃料と液体酸素を使用するハイブリッドロケット推進技術を中核とする。従来の固体ロケットの簡便性と、液体ロケットの制御性を両立させた点が特徴。特に同社が開発したパラフィン燃料は、燃焼速度を従来のハイブリッド燃料より飛躍的に向上させ、大型化が困難という課題を克服した。これにより、低コストかつ短期間での打ち上げ準備が可能となり、小型衛星のオンデマンド打ち上げ市場において高い競争力を有する。2023年3月には試験ロケット「HANBIT-TLV」の打ち上げに成功し、技術的成熟度を証明した。
競争優位性
独自のハイブリッドエンジン技術により、液体ロケットと比較して部品点数を約半分に削減し、製造コストを大幅に抑制している。爆発リスクの低い固体燃料を使用するため、地上設備や輸送の簡素化が可能。また、パラフィン燃料の採用により、ハイブリッドエンジンの弱点であった推力不足を解消し、小型衛星打ち上げに十分な性能を確保した。さらに、ブラジル・アルカンタラ射場の長期使用権を確保しており、地理的優位性を活かした効率的な打ち上げが可能。2024年7月のKOSDAQ上場により、商用化に向けた資金基盤も強化されている。
創業者・経営陣
Soo-jong Kim (金秀鍾)
CEO / 創業者韓国航空宇宙大学校 航空宇宙工学 博士
韓国航空宇宙研究院(KARI)の元研究員。韓国航空宇宙大学校で航空宇宙工学の博士号を取得。KARIではロケット推進系の研究に従事し、ハイブリッドロケット技術の商用化を目指して2017年にイノスペースを設立。ハイブリッドロケット推進技術における韓国国内の第一人者であり、固体燃料と液体酸化剤を組み合わせた独自の推進システム開発を主導。2023年にはブラジル・アルカンタラ射場からの試験打ち上げ成功を指揮し、韓国民間企業として初の衛星打ち上げ能力を実証した。
取締役・アドバイザー
| 氏名 | 所属 | 専門 |
|---|---|---|
| Yoon-wan Park | Innospace | Finance / Management |
主要プロダクト
| 名称 | 状態 | 概要 |
|---|---|---|
| HANBIT-Nano | Dev | 50kg級のペイロードを地球低軌道(LEO)に投入可能な2段式小型ロケット。 |
| HANBIT-Micro | Planned | 150kg級のペイロードをLEOに投入可能なロケット。 |
| HANBIT-Mini | Planned | 500kg級のペイロードをLEOに投入可能なロケット。 |
本ページの情報は公式発表・信頼性の高い報道に基づき記載しています。推定値は含まれていません。 情報の正確性について万全を期しておりますが、誤りや更新の遅延が生じる可能性があります。 投資判断はご自身の責任において行ってください。
Deep Space 編集部