スタートアップ図鑑

Satrec Initiative Co., Ltd.

サトレック・イニシアチブ

衛星データ観測Public韓国
www.satreci.com
業種衛星データ観測
関連領域衛星製造、宇宙DX
本社所在地Daejeon、韓国
設立1999年
従業員数342名
ステージPublic
証券コード099440(KOSDAQ)
累計調達額99百万ドル
CEOEe-Eul Kim (金二乙)

事業概要

高性能な地球観測衛星システムの設計・製造を中核事業とする。1992年の韓国初衛星「Kitsat-1」開発メンバーが設立した経緯から、小型・軽量でありながら高解像度を実現する衛星プラットフォーム技術に強みを持つ。主要製品である「SpaceEye-T」は、世界最高水準の0.3m解像度を誇る。また、子会社のSI Imaging Services(SIIS)を通じて衛星画像の販売、SI Analytics(SIA)を通じてAIを用いた画像解析ソリューションを提供しており、衛星の製造からデータ提供、解析までを垂直統合で展開する。2021年のハンファグループ入りにより、大型プロジェクトへの対応力と資本力を強化している。

競争優位性

最大の競争優位性は、政府系研究機関由来の高度な技術力と、民間企業としてのコスト競争力の両立である。同社はマレーシア、UAE、トルコなどの新興国へ衛星システムを輸出した豊富な実績を持ち、顧客のニーズに合わせたカスタマイズ能力が高い。また、ハンファグループの傘下に入ったことで、防衛・航空宇宙分野でのシナジーが生まれ、大規模な政府案件の受注能力が向上した。技術面では、0.3m解像度の「SpaceEye-T」により、従来は大型衛星でしか不可能だった超高解像度撮影を中型衛星で実現し、打ち上げコストと製造コストを大幅に抑制している。さらに、AI解析子会社SIAによる自動検知技術は、軍事・インフラ監視分野で高い付加価値を提供している。

創業者・経営陣

Park Sung-dong (朴成東)

創業者 / 元会長

韓国科学技術院(KAIST)電気電子工学修士

韓国科学技術院(KAIST)の人工衛星研究センター(SaTReC)出身。1992年に韓国初の人工衛星「Kitsat-1」の開発に従事した中心メンバー。韓国の宇宙開発を民間主導へ移行させるため、1999年に同センターの研究員らと共にサトレック・イニシアチブを設立。韓国における民間衛星製造の先駆者として知られる。

Byung-Jin Sung (成炳鎮)

共同創業者

韓国科学技術院(KAIST)電気電子工学博士

KAIST人工衛星研究センターにて衛星システムの設計・開発に従事。サトレック・イニシアチブ設立後は技術開発の指揮を執り、小型衛星の標準プラットフォーム化を推進した。

取締役・アドバイザー

氏名所属専門
Son Jae-ilHanwha Aerospace CEO防衛・航空宇宙経営

主要プロダクト

名称状態概要
SpaceEye-TOperational0.3m解像度を持つ超高解像度地球観測衛星。700kg級の小型筐体で最高水準の光学性能を実現。
SI-300Operational300kg級の衛星プラットフォーム。高解像度光学センサーやSAR(合成開口レーダー)の搭載が可能。
SI-200Operational200kg級の標準プラットフォーム。マレーシアのRazakSATやドバイのDubaiSat-1に採用実績あり。

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Deep Space 編集部