| 業種 | 宇宙ロボティクス |
| 関連領域 | 深宇宙探査、宇宙安全保障、宇宙製造 |
| 本社所在地 | Golden、アメリカ |
| 設立 | 2017年 |
| ステージ | Series A |
| 累計調達額 | 16百万ドル |
| CEO | Justin Cyrus |
事業概要
月面および過酷な環境下で稼働する自律走行ロボット(ローバー)の開発を中核とする。主力製品の「MAPP(Mobile Autonomous Prospecting Platform)」は、月面の極低温環境に耐えうる熱制御システムと、GPSの存在しない環境下での高度な自律ナビゲーション技術を搭載する。また、Nokia(ノキア)と提携し、月面での4G/LTE通信ネットワークの構築試験を担う。NASAの「Lunar Terrain Vehicle (LTV)」開発プロジェクトにおいて、最大46億ドルの契約枠を持つ3チームの1つに選出されており、有人月面探査の移動インフラ提供を目指している。
競争優位性
月面での熱制御技術と自律走行ソフトウェアに強みを持つ。特に「MAPP」ローバーは、月面の夜間(マイナス170度以下)でも生存可能な設計がなされており、長期間のミッション遂行が可能。また、NASAのLTV契約において、Lockheed Martin、General Motors、MDA Space、Goodyear、そして日本の三菱電機と「Lunar Dawn」チームを形成。大手防衛・自動車メーカーの技術を統合するシステムインテグレーターとしての地位を確立している。通信面ではNokiaの4G/LTE技術を統合し、月面での高速通信インフラ構築において先行している。
創業者・経営陣
Justin Cyrus
CEO / 共同創業者University of Colorado Boulder (B.S. in Aerospace Engineering)
Lockheed Martin(ロッキード・マーティン)にて宇宙探査ミッションのエンジニアリングに従事。宇宙船の自律制御システムおよびペイロード統合の専門家。2017年に月面探査ロボティクスの商用化を目指し、実弟のJulian Cyrusと共にLunar Outpostを設立。月面資源利用(ISRU)および自律走行技術の社会実装を主導する。
Julian Cyrus
COO / 共同創業者University of Colorado Boulder (B.S. in Aerospace Engineering)
NASAおよびLockheed Martinにて、Orion(オリオン)宇宙船の生命維持システムや地上管制システムの開発に従事。宇宙環境におけるハードウェアの耐久性と運用設計に強みを持つ。Lunar Outpostでは最高運用責任者として、月面ローバー「MAPP」の設計・製造およびミッション運用を統括する。
取締役・アドバイザー
| 氏名 | 所属 | 専門 |
|---|---|---|
| Jeffery Kanel | Renewable Energy Group | Chemical Engineering / Resource Extraction |
主要プロダクト
| 名称 | 状態 | 概要 |
|---|---|---|
| MAPP (Mobile Autonomous Prospecting Platform) | Operational | 月面探査用小型ローバー。Intuitive Machinesのミッション(IM-2)に搭載予定。 |
| HL-MAPP (Heavy Lift MAPP) | Dev | 重量級のペイロード輸送に対応した大型月面ローバー。 |
| Canary Environmental Monitoring System | Operational | 地上および宇宙空間向けの環境モニタリング・センサー群。 |
| Lunar Dawn LTV | Dev | NASAのアルテミス計画向け有人月面移動車。Lockheed Martin等との共同開発。 |
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Deep Space 編集部