SpaceLogistics LLC (A Northrop Grumman Company)
スペースロジスティクス(ノースロップ・グラマン子会社)
| 業種 | 軌道上サービス |
| 関連領域 | 宇宙安全保障、宇宙ロボティクス、衛星通信 |
| 本社所在地 | Dulles, Virginia、アメリカ |
| 設立 | 2009年 |
| ステージ | Public |
| 証券コード | NOC(NYSE) |
| CEO | Tom Wilson |
事業概要
静止軌道(GEO)上の衛星に対する寿命延長サービスを世界で初めて商用化した。主力技術は「MEV(Mission Extension Vehicle)」によるドッキング技術である。クライアント衛星の液体アポジエンジン(LAE)のノズルにプローブを挿入し、機械的に固定する独自のドッキング機構を有する。これにより、ドッキングを想定していない既存の衛星に対しても、MEVが推進系と姿勢制御を代行することで、燃料が枯渇した衛星の運用期間を5年以上延長することが可能。現在は、ロボットアームを備えた「MRV(Mission Robotic Vehicle)」と、推進剤を供給する「MEP(Mission Extension Pod)」の開発を進めている。
競争優位性
世界で唯一、商用静止衛星へのドッキングと寿命延長サービスを成功させた実績(Flight Heritage)を持つ。既存の非協力ターゲット(ドッキング装置を持たない衛星)への接続技術において、特許取得済みのLAEノズル把持機構は、設計変更なしで多くの既存衛星に適用可能。また、親会社ノースロップ・グラマンの防衛・宇宙分野における広範なサプライチェーンと、DARPAとの公私パートナーシップ(RSGS)による次世代ロボット技術の独占的利用権が、競合他社に対する高い参入障壁となっている。保険会社や規制当局との調整においても、先行者として標準化を主導している。
創業者・経営陣
Tom Wilson
President, SpaceLogistics LLCメリーランド大学(学士・航空宇宙工学)
ノースロップ・グラマンの宇宙システム部門副社長を兼任。オービタルATK(Orbital ATK)の統合以前から衛星サービス事業を牽引。宇宙産業で30年以上の経験を有し、世界初の商用衛星寿命延長サービス「MEV」の事業化を主導した。同氏は、DARPA(国防高等研究計画局)との連携によるロボット宇宙船開発プログラム「RSGS」の民間パートナー選定においても中心的な役割を果たした。
取締役・アドバイザー
| 氏名 | 所属 | 専門 |
|---|---|---|
| Kathy Warden | -- | Corporate Strategy, Defense and Intelligence |
主要プロダクト
| 名称 | 状態 | 概要 |
|---|---|---|
| MEV-1 (Mission Extension Vehicle-1) | Operational | 2020年2月にIntelsat 901とのドッキングに成功。世界初の商用軌道上サービスを実現。 |
| MEV-2 (Mission Extension Vehicle-2) | Operational | 2021年4月に運用中のIntelsat 10-02とのドッキングに成功。 |
| MRV (Mission Robotic Vehicle) | Dev | DARPAのRSGSプログラムに基づくロボットアーム搭載機。2025年以降の打ち上げ予定。 |
| MEP (Mission Extension Pod) | Dev | MRVによって設置される小型の推進系ユニット。衛星の寿命を6年間延長する。 |
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Deep Space 編集部