| 業種 | 衛星データAI |
| 関連領域 | 地球観測、宇宙DX、宇宙安全保障 |
| 本社所在地 | 東京都千代田区、日本 |
| 設立 | 2016年 |
| 従業員数 | 38名 |
| ステージ | Public |
| 証券コード | 5572(TSE) |
| 累計調達額 | 6百万ドル |
| CEO | 柳原 尚史 |
事業概要
Ridge-iは、ディープラーニング(深層学習)を活用した画像解析技術を核とし、特に衛星データの解析において高度な技術力を有する。光学衛星データに加え、天候や昼夜の影響を受けないSAR(合成開口レーダー)データの解析アルゴリズムを独自に開発。創業以来、JAXAとの共同研究や政府プロジェクトを通じて、衛星画像からの物体検知、変化抽出、土地被覆分類などの技術を磨いてきた。これらの技術は、インフラ監視、防災、環境モニタリングといった実社会の課題解決に直結する。ハードウェアを持たないソフトウェア・プロバイダーとして、複数の衛星コンステレーションから最適なデータを選択し、顧客ニーズに合わせたカスタムAIを構築する能力が最大の特徴である。
競争優位性
Ridge-iの競争優位性は、ディープラーニングと従来の画像処理技術を最適に組み合わせた「ハイブリッド型AI」にある。これにより、学習データが限定的な衛星画像においても、高い識別精度と汎用性を両立している。また、JAXAの「革新的衛星技術実証プログラム」に採択されるなど、国家プロジェクトを通じた技術検証実績が豊富である。さらに、事業会社である荏原製作所との資本業務提携により、インフラ点検やプラント監視といった具体的な商用ニーズに基づいたアルゴリズム開発を推進。これにより、単なる技術開発に留まらない、実用性の高いプロダクト提供が可能となっている。特定の衛星ベンダーに依存しない中立的な立場から、光学・SAR・ハイパースペクトルなど多種多様なデータを統合解析できる点も、競合に対する優位性である。
創業者・経営陣
柳原 尚史
代表取締役社長慶應義塾大学経済学部卒業
NTTデータにてシステムエンジニアとしてキャリアを開始。その後、リクルートホールディングスにてAI研究所の立ち上げや、ビッグデータ解析、機械学習を用いた新規事業開発に従事。2016年7月に株式会社Ridge-iを創業。先端技術の社会実装を掲げ、衛星データ解析とディープラーニングを融合させた独自のソリューションを展開。JAXAの革新的衛星技術実証プログラムへの参画など、宇宙ビジネスにおけるAI活用の第一人者として活動。2023年4月に東証グロース市場への上場を果たした。
取締役・アドバイザー
| 氏名 | 所属 | 専門 |
|---|---|---|
| 中野 慎三 | 株式会社Ridge-i 社外取締役 | ベンチャー投資・経営管理 |
主要プロダクト
| 名称 | 状態 | 概要 |
|---|---|---|
| GRASP EARTH | Operational | 衛星データを用いて地球上のあらゆる場所の変動を検知するリモートセンシング・プラットフォーム。 |
| Ridge-i Green | Operational | 衛星データを活用した森林解析やカーボンクレジット算出支援ソリューション。 |
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Deep Space 編集部